2004年08月



2004.08.21(Fri)
[日記]
センバツ制覇の済美はともかく、北海道代表の駒大苫小牧が決勝に進出するなど だれが予想できたであろうか。
豪打の日大三高・豪腕の横浜を破り、やはり強力打線の東海大甲府を破った今、 もはや北海道=野球不毛の地という図式は完全に覆った。

勝利の瞬間。僕の目は涙であふれてしまった。

恐らく同様の感動を北海道に関わる人たちは味わったのではないだろうか。
明日から入院するため、タイミング次第では決勝戦を見れないかもしれないけど、 気持ちはずっと甲子園に集中してるだろう。
がんばれ駒苫!!

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日記
アントクアリウム日記

2004.08.20(Fri)
[日記]
今回の五輪、日本は金がかなり多い気がする。
特に柔道は快進撃といえるのではないだろうか。まさにお家芸。
地元・旭川出身の上野選手が勝ったのは特にうれしい。

そして明日は甲子園も佳境の準決勝!!
駒苫の相手は強力打線の東海大甲府!!
相手に不足無し!!

そーいやベスト4に残った高校のうち、3校は大学付きの学校だなあ。
千葉経大、東海大、駒沢大・・・。
まぁどうでもいいことだけど。

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日記
アントクアリウム日記
書きなぐり掲示板をリニューアル

2004.08.19(Thu)
[日記]
うおおっ!!駒苫勝利!!
北海道勢としては実に76年ぶりとなるベスト4進出。
林君凄すぎ!!
ピッチャーも左の2枚看板が最高のパフォーマンスを見せ、 キャッチャーの糸屋君がこの試合でも相手のスクイズをつぶす好リード。

私立の強豪校だと県外から優秀な選手をスカウトしてくることが多いんだけど、 駒苫は全員道産子というウワサ。益々いいね!!
仕事はもちろん手につかず、歓声も球音も無いネットのライブ中継での観戦だったけど、 勝利の瞬間はちょっと泣きそうになった。仕事中なのに。
アキラはもちろんのことながらハマオやサトウ氏からもリアルタイムでメールが入る。

北海道ゆかりの者として、とても勇気をもらいました。ありがとう!!
そしてこのまま優勝しちゃえ!!

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日記
アントクアリウム日記

2004.08.18(Wed)
[日記]
やっぱり甲子園は泣けるなあ。
聖光学院の本間君、好きだったけどなあ〜。
ああいうリーグ戦では味わえない劇的結末も甲子園ならでは。
毎年この時期は高校時代に部活をしなかったことを心底悔やむ季節だ。

そして明日は満を持して駒苫登場!!
相手は豪腕・涌井率いる横浜高校!!
また仕事が手につかないだろう!!知るか!!(・∀・)

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日記
アントクアリウム日記

2004.08.17(Tue)
[日記]
夏の甲子園は準々決勝の組み合わせが決まり、我らが駒苫は優勝候補の横浜高校と対決することになった。
準々決勝は近畿地方の雨の影響で明後日から。
本来であれば今日試合を終えたばかりで疲労が残っている横浜高校と明日戦うはずだっただけに、 運が相手を味方しているような気もする。
でも駒苫だって強力打線の日大三高相手に勝ってきたんだから、野球は何が起こるかわからないってことを 実践して欲しい。

オリンピックの日本勢は概ね好調と言えるのではないだろうか。
中にはまさかの敗退を喫した競技もあるようだけど、体操の金などは快挙と言えるだろう(見てないけど)。
それにしてもアテネと時差があるとはいえ、どのテレビ局でどの競技がやってんだか番組表を見てもイマイチわからない。
ていうか生中継だと思ってたら録画だったり。
全く同じ競技を複数の局で中継してたり。
主要キー局だけじゃなく、MXやテレビ埼玉とかでもたまに中継してたりすることもあるのでもうゴチャゴチャだ。
なのでとりあえずTVをつけたときにたまたまやってる競技をボケーッと見ることにしてる。
それから卓球経験者としては愛ちゃんだけでなく、他の強豪国の試合も見たいんだけどなー。

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日記
アントクアリウム日記

2004.08.16(Mon)
[日記]
すごいすごい!!駒大苫小牧!!
強打の日大三高を倒してのベスト8入り!!
特に二番手ピッチャーの鈴木が凄すぎ!!
前の試合でも最終回のピンチを三者連続三振で切り抜けたけど、今回もエースが崩れた後の マウンドに立って大活躍だった。
気迫の投球で13奪三振。
是非日ハムに!!

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日記
アリウム日記

2004.08.15(Sun)
[日記]
久々の雨。
涼しい。
でもせっかく涼しいのに雨。
濡れるのはイヤだけど、買出し行かにゃあ。

お、そういや気が付けばサイト開設から6年も経った。
もはや当時の原型はとどめてないし開店休業状態が長い時期もあったけどもうそんなになったか。
飽きっぽい自分にしてはよくやってるなぁ。

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日記(8/12-15)
アリし日の君〜アントクアリウム観察日記〜 を開設

2004.08.14(Sat)
[日記]
やっべ、昨日のどうでしょうリターンズ(tvk)見逃した。
確か今はテレビ埼玉より1週進んでるはずだから、今度の火曜日にそっちを見れば補完できるハズだからいいけど。

アリウムの記録が肥大化してきたので、別コンテンツとして独立させた。
写真も今までのがあまりに小さくてわかりにくかったので一回り大きくした。
若干の加筆も。
もうすぐ入院するんだけど、その間はどうしようかなぁ。
さすがに持っていくわけにはいかないよなぁ、やっぱり。

夜は品川のアウトバックでタケダ氏&じろうと暴飲暴食した。
そして入院生活に備えてじろうからThinkPadを借してもらった。
これでなんとか退屈しのぎにはなるだろうか。

2004.08.13(Fri)
[日記]
2:30に頑張って起きて、アテネサッカーパラグアイ戦を見る。
早々と1失点。
いつの間にか寝てしまい、気づいたらハーフタイム。
後半頑張れ!!と思ってる間にやっぱり寝てしまい、気づいたら試合が終わってた。
やはり時差はつらい。

2日続けて北海道代表校の登場。
今日は地元・公立校ながら勝ち抜いてきた旭川北高。
実家のすぐ近所にある学校ということもあり、応援にも熱が入る。
ま、ネット上での観戦なわけだが(しかも仕事中)。
アキラも仕事中に車のラジオで戦況を確認しているらしく、試合が動くたびにメールが来た。
結局負けはしたものの、昨年ベスト8時のメンバーが残っている岩国相手に終盤は脅威を与えたと思う。
胸を張って帰って欲しい。

2004.08.12(Thu)
[日記]
昨年大会でまさかの雨天コールドにより大量リードがフイになり、再試合で敗退してしまった駒大苫小牧。
その「忘れてきた一勝」を次の世代がガッチリ掴んだ。
おめでとう!!次は超強力打線の日大三高だけど頑張れ!!

仕事帰りに、晴月橋から職場のビル(トリトンスクエア)を熱心にデジカメで撮影してる外人さんを見かけた。
どこの国から来たのかは知らんけど、せっかく来日したんならこんな建物より神社仏閣等の歴史的建造物の 方がいいんじゃねーの?と心の中で呟いた。
でもこの異人さんはビル建築に造詣の深い建築家さんか何かなのかもしれない。
勝どきにそびえ立つトリトンはまだ築年も浅いキレイな建物なので、建築家の視点から見ると勉強になる 部分があるのかな。
まあ、そうだとしても六本木ヒルズの方が素材としては良いような気がするけど。
そんなことを考えてる日本人がそばを通り過ぎていったとはこの人は思っても無いだろう。

蟲さんのアリウムで女王アリの第一子が誕生してた。
いいなぁ、女王アリ飼いてぇ。

2004.08.11(Wed)
[日記]
昨日は更新しなかったので今日で12日目。
さすがに変わり映えしなくなってきた朝の一枚(5:35)。


<もうこれ以上の変化は無いのか・・・>

巣も現状でほぼ完成ということなのだろうか。
それなりに通路は分岐しているものの、やはり居住区的なものは作られていない。
もしかすると箱の中そのものを居住区とみなしているのかもしれない。

ここらで何か変化が欲しいな・・・。

・・・。

・・・・・・。

!!


<横にしてみました>

これには年の功を重ねてきたアリババアーズも驚いた様子。
冷蔵庫に入れたときと同じようにしばし硬直状態となり心配させてくれた。
とはいえいつも活発に動き出す深夜0時を過ぎると、何事もないかのように動き出してくれた。ホッ。


<そりゃビックリするわな>

これにより期待しているのは、新しい方向に通路ができないかってこと。
でも明日の夜の時点で変化が無かったらかわいそうだから元の位置に戻そうと思う。

(´-`).。oO(かわいそうと思うなら最初からやらなければいいのに)

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日記

2004.08.09(Mon)
[日記]
はいはい10日目。
目覚めの一枚(5:28)。


<朝もはよから働いてます>

帰宅後(20:16)。
今日は掘りカスもたいした量ではなく、作業の方はそれほどでもなかったようだ。
なんだか各自バラバラに壁に貼り付いてたりしてた。


<チームワークの無さを露呈>

かと思えば駐車場に並んだ車よろしくみんなそろって微動だにしなかったり。


<ピクリともせず>

ところでいつもアントクアリウムの様子を撮影するのに使ってるデジカメはマクロ撮影機能が無いので、 アリ達の弩アップを撮影することができない。
ちなみに普段は虫眼鏡をデジカメのレンズに近づけて撮影してる。
100円ショップで買った虫眼鏡より、専門家(何の?)が使うような強力なヤツならもっとデカく撮れるのかなぁ。


さ て。


アントクアリウムのおかげですっかり毎日日記を更新してる。
まあ日記なんだから毎日更新で当然なんだろうけども。
で、アントクアリウム以外のことも少しは書こうかと。

iPod miniが相変わらずいい感じで、PCのiTunesにもかなりの量のMP3がストックされてきた。
手持ちのCDをMP3化する際に、久しぶりに聴く曲なんかもあり、改めて聴くといいなぁーと思う曲もある。
特にhiro:n(ヒロン)がいい。
北海道(室蘭)出身ってことで好感が持てるってのもあるけど、それを差し引いても彼女の曲のセンスには高い才能を感じる。
まあ、音楽ド素人の僕がそんなことを言っても説得力ないけど。
最近はCDリリースからすっかり遠ざかってるけど、是非またステキな曲を世に送り出して欲しいところ。

「亡国のイージス・上巻」を先日ようやく読了。
やっべ、メチャクチャ面白い!!
下巻も早く読みたいところだけど、あえて入院期間中の楽しみにしておこうと思う。
この作品は2000年のものなんだけど、作者の福井さんは刊行当時は32歳。すごいなぁ。

[更新]
日記

2004.08.08(Sun)
[日記]
9日目。
出鼻の一枚(8:24)。


<またカスが溜まってきました>

昼頃になると、隅を掘り出した。
これで箱の四隅はすべて制覇されたことになる。


<もっと巣らしいものを掘って欲しいんですけど・・・>

さすがに計画を立て直そうとしてるのか、ミーティングらしきもの開催。
でもその後は相変わらず無計画っぽく掘り続けてた。


<円陣組んでます>

わずか2日で掘りカスが溜まってしまったので、彼女達には再び冷蔵庫でアイスエイジを体験してもらい、 割り箸でカスを除去。


<穴の入り口で寒さのあまり身を寄せ合った状態で硬直>


<クリーニング完了>

冷蔵庫に入れてわかったんだけど、彼女達は冷気の耐性もそれぞれ微妙に異なるようだ。
5匹のうち1匹だけかなり回復の早いヤツがいる。バアさんたちの中でもまだ比較的若い方なのかしら。
それからウチのコたちはいつも僕がそろそろ寝ようとする時間、つまり深夜1時くらいになると活発になる傾向にある。
でも夜行性だっけか?単に部屋の明かりで体内時計が狂ってるのかな?よくわからん。

[更新]
日記

2004.08.07(Sat)
[日記]
すっかりアリ日記になってしまった8日目。
早速朝の一枚(9:44)。


<さすがにそろそろだらけた感があります>

捕獲してからの1週間、ずーっとろくに陽も射さない部屋にいたんでは体に悪かろうと思い、 箱の外から出すわけにはいかないが昼間は窓際で太陽にさらしてあげた。


<今日は曇ってるけど直射日光よりはいいでしょう>

で、今日もやっつけ仕事的に穴を掘る彼女達。


<何を目指すのか?>

そういえばメスである働きアリ達は女王の支配下にあるときは産卵しないようになってるらしいんだけど、 とあるサイトではアントクアリウムで働きアリが産卵した事例が報告されてる。
高齢出産は厳しいだろうけど、5匹いるんだから1匹くらいは・・・と期待してしまうのだった。

振り返れば今月はずっとアリネタばかりだ。
今日はアジアカップの決勝戦。
中国との対戦は異様な雰囲気で行われたけど終わってみれば3−1だった。
あの2点目だけで試合が終わっていたらちょっと物議を醸したかもしれないけど、 しっかり流れで3点目を決めることができたのがよかった。
この調子で秋からのW杯予選も勝ち抜いて欲しいな。

[更新]
日記(8/5-7)

2004.08.06(Fri)
[日記]
今日で一週間。
まずはおはようの一枚(5:29)。


<今日も掘る気マンマンのようです>

そしてただいまの一枚(20:17)。


<でもそれほど掘った様子はありません>

昨日掃除したばかりなのに、もうカスが溜まってきている。 見た目にはそれほど掘り進んだようには見えないけど、微妙に通路が拡張されているような 箇所も見受けられる。


<これからはどこをどう掘るのか>


<斜め下からの一枚>

観察から1週間を経て思ったことがある。
昆虫である彼女達アリはれっきとした生物だ。
つまり食べなきゃ生きていけない。
そしてその食べ物はアントクアリウムのジェルのはずだし、恐らく食べてると思われる仕草も見られる。 そこまではいい。
じゃあ、排泄はどうしてるんだろうか?
排泄物らしきものは全く見当たらない。
この辺、アリの生態についてちょっと調べてみる必要がありそうだ。

2004.08.05(Thu)
[日記]
6日目。
朝ショット(5:22)。


<だいぶ掘りカスが溜まってきてます>

どうやら今度は上を目指すようだ。
もう地上は穴だらけ。


<彼女(左下)はいつ休んでるんだろう>

帰宅後の夜ショット(20:11)。
さすがにそろそろ掃除が必要なようだ。


<相変わらず見事な仕事ぶり>

彼女達がなるべく一箇所に集まっているときを見計らって、冷蔵庫へ投入。
冬眠状態になったスキを狙う。
今回は作業しやすいポジションに落ち着いてくれていたので、ここ数日分の 掘りカスを一気に排除した。


<割り箸とスプーンで地道な作業>


<すっかりキレイに!>

カスが無くなったのがよかったのか、フタを長時間開けたことによる換気がよかったのかは 定かでないが、彼女達は暖を取り戻した後は物凄く活発に動くようになった。
これは新たな展開が期待できるかも?

そういや昨日のトリビアの泉で、「働きアリはみんなバアさんである」なんてトリビアがあったらしい。
内勤よりも外勤の方が年寄りだったとは驚きだ。
そうなるとウチの彼女達もみんな余命幾許も無い身ということなのか・・・。

2004.08.04(Wed)
[日記]
5日目。
いつもの朝抜けショット(5:36)。


<あんまり掘ってないようです>

んで帰宅後(19:42)。
ちょい露出いじって暗めで撮影してみた。
左側に右下へ向かう穴を掘っているようだ。
本格的な穴としてはこれで3つめ。


<深めに掘るのかな?(いつもの裏側を撮影)>


<今日もいつもの働き者達が働く!>

冷蔵庫に入れると冬眠状態になって動かなくなるので、そのスキに掃除するといいらしく とりあえず冷蔵庫に10分くらい突っ込んでおいた。
そしたら確かに全員硬直状態になってたんだけど、どいつもこいつも掃除するにはとっても 邪魔なポジションで固まってやがるので結局作業できず。くそっ。

それにしてもグルーミングの仕草が相変わらずかわいい。
キスに似たシーンも。まあ女同士だけど。


<マウス・トゥ・マウス!>

[更新]
日記(8/1-4)

2004.08.03(Tue)
[日記]
さてアントクアリウム4日目。
まずは起き抜けの1ショット(5:32)。


<うまく写ってないけどだいぶ入り組んできました>

んで帰宅後(20:48)。

<裏側もだいぶ掘れてきました>

奥行きがうまく撮れてないけど、通路がメビウスの輪のような感じになってきてる。
でも計画性は感じられないなぁ。居住区みたいなのは作らないのかな。
穴の中でくつろぐ様を見てみたいんだけど。

あと思ったんだけど、このチームはグルーミングを2匹1組ですることが多い。
横になっている1匹をもう1匹が丁寧に頭からつま先まで手入れしてあげてる。
さながら人間のマッサージにも似た光景だ。
だけど箱には5匹しかいないので、1匹だけあぶれてしまうことがよくある。
やっぱり偶数にしておくべきだったか。


<キレイにグルーミングしてあげます>

ちょっと掘りカスが散らかってきてるんだけど、すばしっこいのでなかなかフタを開けられない。
掃除は明日にするか。


<なんだかバラバラに行動>

2004.08.02(Mon)
[日記]
起床時に最初にアントクアリウムの状態を1枚撮影するのが日課になってきた。
これが朝(5:27)。


<今日はどれくらい掘るのかな?>

で、これが帰宅後(19:59)。


<今日もたくさん掘った!!>

初日〜2日目までの猛烈な勢いは見られず、手を休めている時間の方が長くなってきた。
穴を掘るのも計画がうまく立っていないのか、こっちを少し掘ったと思ったら今度は全く違う場所を 掘ってみたりする。いずれにしても長時間の作業には及ばない。
珍しく5匹揃ってのミーティングらしき光景が見られた。
今後の方針について話し合っているのだろうか。


<ミーティング?>

結局寝る前になってもこれといって目立った動きは無かった。
明日はどうなるだろうか。


<みんなでグルーミング>

2004.08.01(Sun)
[日記]
暑さで7時くらいに目覚める。
いつもならそのまま扇風機をセットして二度寝へとなだれこむところだが、アントクアリウムの様子が 気になったので起き上がる。
アリ達は依然として掘削作業を快調に進めていた。


<何時間働きつづけるのだろう・・・>

一匹だけ、穴の入り口でじっとしたままピクリとも動かないヤツがいる。
2日目にして早くも1名脱落者か?と不安にかられたが、残りのメンバーは彼女(働きアリはメス)に 目もくれずひたすら穴を掘り続けている。
まあ、本当に死んでしまっているのなら後で手厚く葬ってやろうと思い、再び布団に転がり込んだ。


<全く動かないあのコ(左)>

10時くらいにまた目が覚める。
もうこれ以上眠れそうに無いので布団を片付け、机の上のアントクアリウムを覗いてみる。
どうやら死んだと思っていたアリは休んでいただけのようで、今は5匹とも元気に動いてる。よかった〜。


<死んだわけではないようです>


<どうやら穴を分岐させる模様>


<もうすぐ第1通路が地上と開通!>


<あと少し!みんなで掘りまくれ!>


<ヤッター!開通!>

だんだん彼女らの性格がわかってきた。

5匹のうち2匹はすごい働き者。キャリアウーマンといったところか。
特に1匹は過労死しないか心配になるほど不眠不休に近い状態で働く。

もう2匹はまあまあ働き者。バリバリ働くというわけではなく、出世欲が無さそう。

で、困り者なのが残りの1匹。滅多に働かず、死んだようにじっとしてることもあれば、天井や壁づたいに 歩き回ってたりする。働くのは本当に稀。


<私には関係ないわよ!!>

でもこのサボタージュな彼女は恐らく自分らの置かれている状況に気づいてるのかもしれない。
仕えるべき女王も居ないということ。
いくら掘り進もうと、そこには何も無いこと。
天井に空けられている小さな空気穴の存在も理解しているようで、いつもそこに頭を突っ込もうとする。
「働いたってどうしようもないじゃない」そんなことを呟いているのだろうか。


<よーし、各自休憩〜>







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