2001年12月



2001.12.09(Sun)  そんな言葉に興味は無いぜ
[日記]
 今日の夕刻、スーパーからの買い物帰りに信号待ちしていたら(俺は徒歩)、目の前の交差点でUターンし損ねたバイクが転倒した。
 倒れたバイクを起こす作業は、免許取得過程では第一段階の一番最初に学ぶことだ。
 しかしながら、実際転倒した時のライダーというのは動揺している為に、なかなかうまく車体を起こすことができないもの。
ましてその場所が車がバンバン走る国道のど真ん中なのだから、精神的にはかなりテンパるだろう。
 同じ単車乗りとして、助けないワケにはいかねーべ!!と思い、俺は歩道から転倒現場へ駆け出していった。同時に、もう一人心優しきどこぞのお兄さんが車を脇に停めて駆け寄ってきた。
 「大丈夫っスか?怪我無いスか?」俺が尋ねると、転んでしまった男性は「大丈夫です。」と答えた。ま、ここで「大丈夫じゃありません」と言われても困るんだけども。
 んで、男が3人がかりでよっこらせと単車を引き起こしてあげた。
 幸い、すぐ側にバイク屋があったので、男性はそこへ単車を持っていった。
 俺はいそいそと歩道に戻り、また信号を待ったのだった。
 後で気づいたのだが、コケた単車はホンダのビッグスクーターのフラッグシップ的マシンである「シルバーウィング」だった。つまり、あの人は大型二輪免許を持ってるのだ。いいなー。





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