アリログ第2週(8〜14日目)



2004.08.07(Sat) 8日目
んー8日目。
早速朝の一枚(9:44)。


<さすがにそろそろだらけた感があります>

捕獲してからの1週間、ずーっとろくに陽も射さない部屋にいたんでは体に悪かろうと思い、 箱の外から出すわけにはいかないが昼間は窓際で太陽にさらしてあげた。


<今日は曇ってるけど直射日光よりはいいでしょう>

で、今日もやっつけ仕事的に穴を掘る彼女達。


<何を目指すのか?>

そういえばメスである働きアリ達は女王の支配下にあるときは産卵しないようになってるらしいんだけど、 とあるサイトではアントクアリウムで働きアリが産卵した事例が報告されてる。
高齢出産は厳しいだろうけど、5匹いるんだから1匹くらいは・・・と期待してしまうのだった。

2004.08.08(Sun) 9日目
9日目。
出鼻の一枚(8:24)。


<またカスが溜まってきました>

昼頃になると、隅を掘り出した。
これで箱の四隅はすべて制覇されたことになる。


<もっと巣らしいものを掘って欲しいんですけど・・・>

さすがに計画を立て直そうとしてるのか、ミーティングらしきもの開催。
でもその後は相変わらず無計画っぽく掘り続けてた。


<円陣組んでます>

わずか2日で掘りカスが溜まってしまったので、彼女達には再び冷蔵庫でアイスエイジを体験してもらい、 割り箸でカスを除去。


<穴の入り口で寒さのあまり身を寄せ合った状態で硬直>


<クリーニング完了>

冷蔵庫に入れてわかったんだけど、彼女達は冷気の耐性もそれぞれ微妙に異なるようだ。
5匹のうち1匹だけかなり回復の早いヤツがいる。バアさんたちの中でもまだ比較的若い方なのかしら。
それからウチのコたちはいつも僕がそろそろ寝ようとする時間、つまり深夜1時くらいになると活発になる傾向にある。
でも夜行性だっけか?単に部屋の明かりで体内時計が狂ってるのかな?よくわからん。

2004.08.09(Mon) 10日目
はいはい10日目。
目覚めの一枚(5:28)。


<朝もはよから働いてます(1匹だけ)>

帰宅後(20:16)。
今日は掘りカスもたいした量ではなく、作業の方はそれほどでもなかったようだ。
なんだか各自バラバラに壁に貼り付いてたりしてた。


<チームワークの無さを露呈>

かと思えば駐車場に並んだ車よろしくみんなそろって微動だにしなかったり。


<ピクリともせず>

ところでいつもアントクアリウムの様子を撮影するのに使ってるデジカメはマクロ撮影機能が無いので、 アリ達の弩アップを撮影することができない。
ちなみに普段は虫眼鏡をデジカメのレンズに近づけて撮影してる。
100円ショップで買った虫眼鏡より、専門家(何の?)が使うような強力なヤツならもっとデカく撮れるのかなぁ。

2004.08.10(Tue) 11日目
まいど11日目。
ファーストショット(5:28)。


<もはやどこがどう変わったのかはわからず>

そんで帰宅後(19:52)。
カスは微妙に増えてる。
でもそれ以上のことはわからんなあ。
結局働くのはいつもの老女だ(左下)。


<やはりどう変わったのかはわからず>


2004.08.11(Wed) 12日目
さすがに変わり映えしなくなってきた朝の一枚(5:35)。


<もうこれ以上の変化は無いのか・・・>

巣も現状でほぼ完成ということなのだろうか。
それなりに通路は分岐しているものの、やはり居住区的なものは作られていない。
もしかすると箱の中そのものを居住区とみなしているのかもしれない。

ここらで何か変化が欲しいな・・・。

・・・。

・・・・・・。

!!


<横にしてみました>

これには年の功を重ねてきたアリババアーズも驚いた様子。
冷蔵庫に入れたときと同じようにしばし硬直状態となり心配させてくれた。
とはいえいつも活発に動き出す深夜0時を過ぎると、何事もないかのように動き出してくれた。ホッ。


<そりゃビックリするわな>

これにより期待しているのは、新しい方向に通路ができないかってこと。
でも明日の夜の時点で変化が無かったらかわいそうだから元の位置に戻そうと思う。

(´-`).。oO(かわいそうと思うなら最初からやらなければいいのに)

2004.08.12(Thu) 13日目
横倒しの朝(5:31)。
とりあえずみんな生きてはいるようだ。
今日の帰宅後に何か変化があるかどうか・・・。


<環境変化に対する順応性はいかに?>

ちょっと心配しながら帰宅(19:48)。
おっ、掘ってる掘ってる!!。


<新しい場所だと思ってるのかなぁ>

今朝の状態と比べるといくつかの通路が延伸してるのがわかる。
ここ数日は1匹しかまともに働いてなかったけど、環境の変化にアリたちも心変わりしたのか、 ピーク時には3匹がせっせと働いていた。いいね!!


<掘りますよ!!>

その一方で残りの2匹は相変わらず手を出さず。
ある意味環境の変化にも動じないと言えるか・・・。


<どうせ掘っても外には出れないしねぇ>

ところで5匹のうち一番体格の小さいヤツは今までも何度も外への脱出を試みようとしていたのだが、 天井に開けられている穴から出るのは困難を極めていた。
それが今回箱が横になったことにより踏ん張りがきくようになったせいか、とにかく必死に 穴に体をねじこもうとしている。
しかし体の胸の部分くらいまで達したところで、それ以上は進めずに断念。
シャッターチャンスは逸してしまったけど、空気穴の半分くらいまでは体が入っていたので 一瞬脱走されるのではいかとあせった。


<この辺が怪しいわ!!出れるかも!!>

で、せっかく久々に活発に掘削してくれてはいたのだけど、なんだか横倒しのままってのは 悪い気がしてきて結局もとのポジションに戻してあげた。


<お騒がせいたしました>

今度は180度さかさまにしてみようかな・・・(危険思想)。

2004.08.13(Fri) 14日目
元の縦置きに戻って一夜明けた朝(5:22)。
早いもので今日ちょうど2週間目だ。


<今ごろ故郷の巣はどうなってるかな>

帰宅後(19:50)。
元に戻ったことを理解したのかどうかはわからないけど、あまり作業はしなかったようだ。


<することねぇなぁ>

そーいや2週間見てきたけど、彼女たちは箱の左手前の位置に集まってることが多い。
箱の大きさなんてたかがしれてるけど、この場所が落ち着くのかなぁ。
何か習性がるのかもしれない。

横倒し時に頑張ってくれた掘りカスが溜まってきたのでまた掃除。
相変わらず一匹だけ硬直状態からの立ち直りが早い。


<寒さには強いあのコ(右上)>






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